内容

工学の世界へようこそ

工学は役に立つもの、価値のあるものを作り出すための学問です。
でも、何が人の役に立つのかを知らないと、良いものを作り出すことができません。
「人の役に立つか?」なんて、とても人間味のある学問だと思いませんか?
単なる工作ではありませんし、好奇心を満足させるだけでもありません。
役に立つものができたときには、満足感がありますし、自信もつきます。
物作りが楽しく感じられるようになれば、立派に一人前です。


大阪城を作ったのは?

歴史の教科書には、豊臣秀吉と書いてあります。
しかし、「大工さん」というのも正解でしょう。
「作る」と言っても、いろいろなレベルがあるのです。
何もかもを一人で作り出すことはできませんから、良いものを作り出すには、いろいろな人と協力しあうことが大切です。
物作りでは、協力することも「必修」と考えてください。
試験の最中に「協力」することはNGですが。